第115回(2022年度春季)全国講演大会を、6月9日(木)に開催します.溶射に関わる研究者や技術者が一堂に会して、日頃の研究成果や最新の溶射技術を発表し、議論する絶好の機会です.なお、新型コロナ感染症対策のためオンライン(Zoom)で開催します. 1. 期 日:2022年6月9日(木) 2. 会 場:Zoomによるセミナー形式(ウェビナー) 3. プログラム及び参加登録については、全国講演大会のページをご覧ください. |
1.趣旨
基礎セミナー「材料工学の基礎の基礎」では、 (1)当学会が主催する「溶射管理士講習会」において、基礎科目の「材料工学Ⅰ」と「材料工学Ⅱ」を受講受験する予定の方で、過去に物理や化学を勉強していないためにその理解が難しいのではないかと心配な方、あるいはすでに受講したものの勉強の時間数が足りなかったり、すぐに理解できなかったために不合格になった方を対象に、溶射管理士講習会の「材料工学Ⅰ、Ⅱ」を受講する前段階をさらにやさしく解説するとともに、同講習会の試験問題の解き方を講師が詳しく解説します。 (2) 日頃溶射の実務をしながらも、材料工学的な知識が不足していて、溶射中に起こる現象を理解できないと感じている方、あるいは溶射プロセスの中身を理解してもっと溶射を深く理解したいと考えている方に、溶射の理解に役立つ材料工学を解説します。 (3) その他材料工学を基礎から勉強しなおしたいと考えている方にも役立つセミナーです。 2.開催要領 (1)第1回 「材料工学Ⅰ」 日時: 6月24日(金) 午後1時~5時 講師: 芝浦工業大学教授 湯本敦史 講義内容:材料を構成する原子から化学結合と結晶構造、平衡状態図の読み方と 金属材料の組織などを解説し、溶射管理士試験問題の演習を通してより深く理解する。過去問の解説を通して試験の傾向と対策について説明します。 (2)第2回 「材料工学Ⅱ」 日時: 7月15日(金) 午後1時~5時 講師: 産業技術総合研究所主任研究員 鈴木雅人 講義内容:材料工学の基礎となる相図を理解するため、熱力学の初歩からはじめて、実際の溶融と凝固のプロセスを理解する基礎を解説する。溶射管理士試験問題の解説を行う。 会場:第1回、第2回ともZoomによるオンライン開催。 資料:「溶射技術入門(四訂版)」の関連部分を資料としてPDFをメールで配布。 3.参加申込み方法: 案内をご覧いただき、申込用紙にご記入の上、日本溶射学会あてお申し込みください。 〒577-0809東大阪市永和2-2-29 一般社団法人日本溶射学会 Tel:06-6722-0096 Fax:06-6722-0092 E-mail: jtss(a)jtss.or.jp |
本学会及び支部が行う行事(講演会,セミナー等)における新型コロナウイルス感染症拡大防止への当面の対応を以下のように行いますので,ご協力いただきますようお願い申し上げます. 1.行事開催に関する最新情報確認のお願い 新型コロナウイルスの感染拡大の状況により,行事の開催を延期または中止させていただく場合があります.最新の情報は本学会ホームページをご確認ください. 2.出席・参加にあたってのお願い (1)頭痛,風邪,咳や発熱などの症状がある方,または味覚,嗅覚に異常があるなど体調のすぐれない方はご来場をご遠慮ください. (2)マスクの着用をお願いします. (3)ソーシャルディスタンスの確保,うがい,手洗いの励行などの感染症拡大防止対策にご協力をお願いします. (4)本学会スタッフの感染症対策(マスク着用,ソーシャルディスタンスなど)にもご理解をお願い致します. 2020年8月26日 一般社団法人 日本溶射学会 |