若手会員支援制度
溶射工学の将来を担う人材育成を行うために、優秀な若手研究者、技術者の育成が不可欠であると考えています.そのため国内の大学・工業高等専門学校(高専),公的研究機関および企業の各機関において溶射関連の研究に従事する学生,若手の研究者・技術者に対し,相互の機関への理解を深める機会を与え,国際的にも活躍できるスキルを身につける支援制度を創設しました.学生および若手の研究者・技術者におかれましては,本制度を積極的に活用し,溶射工学の発展へ寄与していただくよう期待します.
日本溶射学会 研究・企画委員会
本制度の利用を希望される方は
若手会員活動支援制度実施要領
をよく確認してから申請して下さい.
・実施する事業と申請書等の様式は以下にあります(要領の5にある添付書類を忘れずに添付して下さい)
(1)産学官インターンシップ支援制度(様式1,2)
(2)国際会議等参加助成制度(様式3)
(3)学生会員による企業訪問(様式4,5)
2025年度 若手研究者研究助成課題の募集
1.日本溶射学会における溶射関連研究の活性化を目的として、若手研究者に対する研究助成制度を実施します。当学会所属の若手研究者からの積極的な応募を期待しております。
2.応募資格
(1)日本溶射学会所属の正会員(もしくは学生会員)で、応募時の年齢が満40歳未満の者。
(2)わが国の大学(大学院も含む)、工業高等専門学校、公設研究所(国立または自治体立)に在籍する者(大学院生の場合には指導教官が大学等に所属)。
(3)当学会からの助成金に対して、所属する機関による委任経理が可能であること(大学院生の場合には指導教官の名義による)。
(4)本制度により助成を受ける者は、助成期間中もしくは助成期間終了後速やかに(概ね1年以内)、当学会の全国講演大会にて研究成果を発表するとともに、当学会が刊行する溶射学会誌「溶射」に論文として研究成果を投稿する義務を有する(「速報論文」としての投稿も認めます)。また研究発表及び論文投稿においては被助成者が当該発表物の連名に加わっている場合も可とします。
(5)過去に当学会から助成金を受けた者も応募可とします。
3.助成内容
(1)研究期間:1年以上3年以下。
(2)助成額:研究期間が1年の場合には最大50万円、2年の場合には毎年最大25万円、3年の場合には毎年最大25万円。
(3)研究助成される研究費は研究機器、消耗品などの購入、人件費、旅費としての使用が可能であるが、使用後適正な領収書の提出が毎年必要です。
4.応募方法
(1)応募する者は申請書を日本溶射学会事務局に提出すること。申請書及び予算内訳書は当学会ホームページからダウンロードしてください。
(2)応募された申請書は日本溶射学会研究助成制度に準じて選考されます。
(3)応募期間:2025年8月1日~9月1日。必要な書類を学会宛メール添付にて送付ください。
(4)採択結果の通知を2025年9月30日までに連絡します。研究開始時期は10月1日以降です。
5.その他
本研究助成制度のための経費は当学会「若手奨励金会計」から支出されます。若手奨励金会計は会員からの寄付金により成立っております。
2025若手研究助成申請書
2025若手研究助成予算内訳書