共同刊行誌 "Materials Transactions"
(一社)日本溶射学会は,2002年度よりMaterials Transactions誌の共同刊行に参画しております.同誌は1960年にTransactions of The Japan Institute of Metalsとして創刊された由緒正しい英文学術論文誌です.2000年に材料系学協会との共同刊行を開始し,「アジアからの材料系学術情報発信基地を日本に構築する」との主旨のもと,2001年1月より現行のMaterials Transactions誌の形になりました.現在,本学会,(公社)日本金属学会をはじめ材料系14学協会で共同刊行されています.
重要: Materials Transactions誌のオンライン移行化
2021年4月より,Materials Transactions誌にオンラインシステム上で投稿できるようになりました.オンラインシステムは,共同刊行誌共通の投稿審査システム:ScholarOne Manuscriptsになります.ScholarOneによる投稿先URLは以下になります.
https://mc.manuscriptcentral.com/matertrans
Materials Transactions誌に投稿の際には,あらためて上記URLにてアカウントを作成いただき,投稿手続きを進めて下さい.Materials Transactions誌のオンラインシステムで,すでにアカウントをお持ちの方はそのままご利用頂けます.
“Author Dashboard”から新規投稿手続き(“Start New Submission”)を選択いただき,論文投稿画面“Step 1: Type, Title, & Abstract”のType項目で 「Japan Thermal Spray Society」を選択して下さい. 当学会の編集委員会で審査する論文には,投稿論文の受付番号の最初にMT-Tが付きます.(MT-T2021XXX)
投稿論文に関する詳細は,以下のリンク先にて確認して下さい.
https://jim.or.jp/PUBS/thesis_e/e_index.html
2021年6月30日までを移行期間とし,その間は従来どおりの事務局への投稿も並行して認められていますが,オンラインシステムからの投稿を推奨します.本オンラインシステムも運用しながら改良予定ですので,ご質問,ご要望等ありましたら溶射学会事務局までお気軽にご連絡ください.
1.Materials Transactions誌の特色
- 金属をはじめとする物質・材料およびプロセスの広範囲な分野を包含し,理論,実験および技術に関する論文を取り扱う.
- 学術と技術,基礎と応用のバランスがとれた総合学術英文誌である.
- 迅速で確実な査読により投稿論文の早期掲載を実現する(最短3ヶ月以内).
- 話題となっているテーマを特集して掲載する.
- インパクトファクターが高い(毎年少し変化するが,約1.0).
- オンラインジャーナル,データベース(http://www.jim.or.jp/journal/e/)が利用可能である.
2.Materials Transactions誌へ投稿可能な論文(日本溶射学会編集委員会が審査)
投稿システムのオンラインシステム移行に伴い,Materials Transactions誌へ
投稿可能な論文の分類は,公益社団法人日本金属学会の定める区分に準拠します.
代表的な区分について以下に記します.
- Regular Article
金属及びその関連材料の理論,実験並びに技術などに関する学術上の成果を報告し,考察した原著論文で,科学・技術的に質の高い,新規な興味ある内容(結果、理論、手法等)が十分含まれている論文.
溶射学会誌の学術論文または速報論文に掲載後(WEB公開が先に行われた場合にはWEB公開後)2年以内であれば,著者および内容が基本的に同一の場合に限り,英訳した論文を投稿できる. その事を脚注に明記する.ただし査読の結果,返却もあり得る.
- Review
各専門分野の研究開発の背景や最近の状況及び今後の展望等について,重要な文献を引用して,各専門分野の専門家のみならず他分野の専門家や学生等も対象に,その概要を公正にかつわかりやすく解説する論文.
溶射学会誌に掲載後(WEB公開が先に行われた場合にはWEB公開後)2年以内であれば投稿ができる.その事を脚注に明記する. また,溶射学会誌掲載論文と異なる部分がある場合は,その事を脚注に明記する.
- Overview
単なる一般的な review ではなく,執筆者独自の考えに立って review し,取り上げた問題点の中において自説の位置付けを明確 にした論文.ただし,事前に「タイトル」「氏名」「要旨」を編集委員会に提出し,了承を得た後,投稿する方式とする.
溶射学会誌に掲載後(WEB公開が先に行われた場合にはWEB公開後)2年以内であれば投稿ができる.その事を脚注に明記する.また,溶射学会誌掲載論文と異なる部分がある場合は,その事を脚注に明記する.
- Express Rapid Publication(4頁以内)
速報を要する短い論文.すなわち,新規性のある研究成果,技術開発に関する新知見,新アイディア,提案等.最短2週間で審査を完了する.
- Opinion(2頁以内)
Materials Transactionsに掲載された論文に対する意見,討論またはそれに対する著者からの回答とする.科学・技術的な発展に貢献できる内容であること.
- その他理事会で決議した分類,編集委員会で定める分類
3.二重投稿の禁止
Materials Transactions誌に投稿中の論文と同一内容の論文を,他の原著論文誌(和文誌を含む)に投稿してはならない.
4.著作権の取扱い
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Materials Transactions誌に掲載された著作物の著作権は,(公社)日本金属学会に帰属する.
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日本溶射学会(以下本会という)が所有する著作権を利用する場合には,本会の許諾を必要とする.ただし,著作者自身が非営利的な目的のために自分の著作物を複製,翻訳,翻案などの形で利用する権利は著作者に帰属する.なお,その利用に際しては,その著作物がMaterials Transactions誌に掲載されたものであることを明記しなければならない.
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Materials Transactions誌に掲載された著作物の内容については,当該著作者自身が責任を負うものとし,当該著作物について他の著作権の侵害,名誉棄損またはその他の紛争が生じ,これによって本会に損害を与えた場合には,本会に対し当該損害を補填するものとする.
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第三者から著作物に関する許諾の要請があり,本会が必要と認めた場合は,許諾することができる.
5.投稿論文掲載までの手順
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ScholarOneによるオンライン投稿.
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日本溶射学会会誌編集委員会で定めた査読者による所定の査読/修正手順を経る.
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掲載可と判定された査読報告書が本会事務局に到着した日を受理日(Accepted Date) とする.
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掲載可と判定された正原稿をMaterials Transactions編集委員会に送付し,組み版作成に取り掛る.
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著者校正の後,Materials Transactions誌への論文掲載となる.
6.校正
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初校は著者の責任で校正する.著者校正は原則として1回とする.
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校正内容は原則として誤植の修正に限る.ただし,明らかな誤りでやむ得ず修正の場合はこれを認める.原図の修正は実費を負担する.
7.投稿者負担金
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Materials Transactions誌投稿規定に準ずる.
8.原稿の取下げ
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Materials Transactions誌投稿規定に準ずる.
9.Materials Transaction誌投稿について 【NEW】
10.原稿の投稿
投稿審査システム(ScholarOne Manuscripts)において,“Author Dashboard”から新規投稿手続き(“Start New Submission”)を選択いただき,論文投稿画面“Step 1: Type, Title, & Abstract”のType項目で 「Japan Thermal Spray Society」を選択して下さい. 当学会の編集委員会で審査する論文には,投稿論文の受付番号の最初にMT-Tが付きます.(MT-T2021XXX)
2021年6月30日までを移行期間とし,その間は従来の事務局への投稿も並行して認められていますが,オンラインシステムからの投稿を推奨します.投稿システムも運用しながら改良予定です.質問,ご要望等ありましたら溶射学会事務局までお気軽にご連絡ください.
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(一社)日本溶射学会は,「アジアからの材料系学術情報発信基地を日本に構築する」との主旨のもと,Materials Transactions誌を関連学協会と共同刊行し始めました.
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〒577-0809 大阪府東大阪市永和2-2-29(永和ビル1号館)
日本溶射学会編集委員会
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